2015年2月7日土曜日

ヘラルド・サンツアー2015 第2ステージ

レース名:ヘラルド・サンツアー Herald Sun Tour
開催国:オーストラリア
カテゴリー:UCI2.1(UCIオセアニアツアー)
公式サイト:http://www.heraldsuntour.com.au/

2/6 ベンディゴ - ナガンビー 123.6km

コース


フォト

リザルト
1位 カレブ・イワン(オーストラリア、オリカ・グリーンエッジ) 2h38'51"
2位 スティール・ヴォンホフ(オーストラリア、コーダメンタ・オーストラリア/NFTO)
3位 サム・ウィトミッツ(オーストラリア、バジェットフォークリフツ)
4位 ジョン・マーフィー(アメリカ、ユナイテッドヘルスケア)
5位 ブレントン・ジョーンズ(オーストラリア、ドラパック)
6位 マッシモ・グラツィアート(イタリア、アフリカンワイルドライフサファリ)
7位 ジェームズ・マウアット(オーストラリア、データ#3・シマンテック)
8位 グレーアム・ブリッグス(イギリス、JLT・コンドール)
9位 マイケル・ライス(オーストラリア、サーチ2リテイン・ヘルスドットコムドットエーユー)
10位 ターナー・プット(アメリカ、ユナイテッドヘルスケア)

カレブ・イワン
名前:カレブ・イワン Caleb Ewan
生年月日:1994年7月11日
国籍:オーストラリア
所属チーム:オリカ・グリーンエッジ Orica - GreenEDGE
脚質:スプリンター
主な成績:オーストラリア選手権U23ロードレース優勝(2014)、オーストラリア選手権U23クリテリウム優勝(2014)、世界選手権U23ロードレース2位(2014)

カレブ・イワン(Caleb Ewan)
1994年7月11日生まれ、オーストラリア・ニューサウスウェールズ州シドニー出身の20歳。2013年にジャイコ・AISに加入し、昨年8月からオリカ・グリーンエッジに所属。これまでトラックとロードの兼用スプリンターとして活躍し主な成績は、ジュニア時代に5種目のオーストラリアチャンピオン(ロード、オムニアム、ポイントレース、マディソン、タイムトライアル)になり、オムニアムではジュニア世界チャンピオンにも輝いた。、U23に昇格してからはロードとクリテリウムのオーストラリアチャンピオンになり、ロードのジュニア世界選手権に2位に入るなど、今後が期待されている若手だ。今シーズンはミッチェルトン・ベイサイクリングクラシックで区間3勝し総合優勝を果たし、オーストラリア選手権では20歳ながらエリートクラスに出場しクリテリウムとロードで2位。


個人総合成績
1位 キャメロン・マイヤー(オーストラリア、オリカ・グリーンエッジ) 6h11'06"
2位 ジョセフ・クーパー(ニュージーランド、アヴァンティレーシング) +4"
3位 パトリック・ベヴィン(ニュージーランド、アヴァンティレーシング) +15"
4位 サイモン・クラーク(オーストラリア、オリカ・グリーンエッジ) +19"
5位 ラクラン・ノリス(オーストラリア、ドラパック) +23"
6位 ダミアン・ハウソン(オーストラリア、オリカ・グリーンエッジ)
7位 ダニエル・サマーヒル(アメリカ、ユナイテッドヘルスケア) +24"
8位 ラクラン・モートン(オーストラリア、コーダメンタ・オーストラリア/ジェリベリー・マキシス) +27"
9位 スコット・デーヴィス(イギリス、イギリスナショナルチーム)+28"
10位 ミッチェル・クーパー(オーストラリア、ナヴィタスサイタリストレーシング)

キャメロン・マイヤー
名前:キャメロン・マイヤー Cameron Meyer
生年月日:1988年1月11日
国籍:オーストラリア
所属チーム:オリカ・グリーンエッジ Orica - GreenEDGE
脚質:オールラウンダー
主な成績:ツアー・ダウンアンダー総合優勝(2011)、世界選手権ポイントレース優勝(2012、2010、2009)、世界選手権マディソン優勝(2011、2010)

キャメロン・マイヤー(Cameron Meyer)
1988年1月11日生まれ、オーストラリア・西オーストラリア州パース出身の27歳。2009年にガーミンでプロデビューし、グリーンエッジにはチーム発足時の2012年から所属。ロードでの活躍もさることながらトラックでの活躍も著しく、トラックでは今までに9枚のアルカンシェルを獲得した。しかし近年はロードをメインに活躍し、2011年にはツアー・ダウンアンダーで総合優勝、2010年と2011年にはオーストラリアタイムトライアルチャンピオンになり、2013年にはオセアニアロードチャンピオンにもなった。近年は山岳もこなし1週間程度のステージレースでも総合上位に入ってくる実力をつけてきた。弟は2010年オーストラリアロードチャンピオンのトラヴィス・マイヤー(オーストラリア、ドラパック)だ。今シーズンはヘラルド・サンツアーで区間1勝している。。


ポイント賞
キャメロン・マイヤー(オーストラリア、オリカ・グリーンエッジ)


山岳賞
ロバート・パワー(オーストラリア、ジャイコ・AIS)

ロバート・パワー
名前:ロバート・パワー Robert Power
生年月日:1995年5月11日
国籍:オーストラリア
所属チーム:ジャイコ・AIS Jayco - AIS World Tour Academy
脚質:オールラウンダー
主な成績:UCIオセアニアツアー年間総合優勝(2014)、オセアニア選手権ロードレース U23優勝(2014)、ツール・ド・ラヴニール総合2位(2014)

ロバート・パワー(Robert Power)
1995年5月11日生まれ、ニュージーランド・ニュープリマス出身の19歳。現在はオーストラリアの若手育成チームに所属しており、2016年にオリカ・グリーンエッジに加入することがすでに決まっている。2014年はU23初年ながら、オーストラリア選手権ロードレースU23で2位。オセアニア選手権ロードレースではエリートクラスながら2位。ツール・ド・アゼルバイジャン総合7位。若手の登竜門とされるツール・ド・ラヴニールでは総合2位に入った。将来が期待されるオールラウンダーだ。今シーズンはツアー・ダウンアンダーにUniSA・オーストラリアから出場し総合41で自身初のUCIワールドツアーレースを終えている。


敢闘賞
タイラー・ファラー(アメリカ、MTN・キュベカ)

タイラー・ファラー
名前:タイラー・ファラー Tyler Farrar
生年月日:1984年6月2日
国籍:アメリカ
所属チーム:MTN・キュベカ MTN - Qhubeka
脚質:スプリンター
主な成績:ヴァッテンフォール・サイクラシックス優勝(2010、2009)、ブエルタ・ア・エスパーニャ通算区間3勝、ジロ・デ・イタリア通算区間2勝

タイラー・ファラー(Tyler Farrar)
1984年6月2日生まれ、アメリカ合衆国ワシントン ワナッチー出身の30歳。2003年にジェリーベリーでプロデビューし、その後ヘルスドットネットやコフィディス、ガーミンなどに所属し今シーズンからはMTN・キュベカに所属している。若手のころからスプリンターとして活躍しアメリカクリテリウムチャンピオンに2回輝いた。今までの主な成績としてはブエルタ・ア・エスパーニャで区間3勝、ジロ・デ・イタリアで区間2勝、ツール・ド・フランスでも区間1勝しており3大グランツールすべてで勝ったことのあるトップスプリンターだ。その他にも2010年と32009年にヴァッテンフォールサイクラシックスで2年連続優勝、シュヘルデプライスでも優勝している。しかし近年は勝利に恵まれず昨シーズンはツアー・オブ・北京での区間1勝のみだった。今シーズンはチームも移籍して心機一転活躍が期待されている。


ヤングライダー賞
スコット・デーヴィス(イギリス、イギリスナショナルチーム)

スコット・デーヴィス
名前:スコット・デーヴィス Scott Davies
生年月日:1995年8月5日
国籍:イギリス
所属チーム:なし
脚質:タイムトライアルスペシャリスト
主な成績:イギリス選手権タイムトライアルU23優勝(2014)、イギリス選手権タイムトライアルジュニア優勝(2012)、世界選手権ロードレースジュニア7位(2013)


チーム総合
オリカ・グリーンエッジ


レースレポート
2月6日、ベンディゴからナガンビーまでの123.6kmで行われたヘラルド・サンツアー第2ステージは集団スプリントとなりオーストラリア期待の若手、カレブ・イワン(オーストラリア、オリカ・グリーンエッジ)が優勝した。2位には先日行われたツアー・ダウンアンダーでも区間優勝したスティール・ヴォンホフ(オーストラリア、コーダメンタ・オーストラリア/NFTO)、3位には昨年のツアー・オブ・タイフーレイク王者のサム・ウィトミッツ(オーストラリア、バジェットフォークリフツ)が入っている。

トップと同タイムで79人がゴールしており総合上位人に変動はなくキャメロン・マイヤー(オーストラリア、オリカ・グリーンエッジ)が総合首位をも守っており、その他特別賞も変動はなかった。敢闘賞は逃げに乗りスプリントポイントと山岳ポイントを先頭通過したタイラー・ファラー(アメリカ、MTN・キュベカ)が獲得している。

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