開催国:ポルトガル
カテゴリー:UCI2.1(UCIヨーロッパツアー)
公式サイト:http://www.voltaaoalgarve.com/en
2/19 ラゴア - モンシケ 197.2km
リザルト
1位 ゲラント・トーマス(イギリス、チームスカイ) 4h59'13"
2位 レイン・タラマエ(エストニア、アスタナ) +19"
3位 ヴァレリオ・アニョーリ(イタリア、アスタナ) +23"
4位 ルイスレオン・サンチェス(スペイン、アスタナ)
5位 ルーベン・フェルナンデス(スペイン、モビスター)
6位 ミカル・クヴィアトコウスキー(ポーランド、エティックス・クイックステップ)
7位 ゼネク・スティバル(チェコ、エティックス・クイックステップ)
8位 アルベルト・ロサダ(スペイン、カチューシャ)
9位 セルゲイ・チェルネツキー(ロシア、カチューシャ)
10位 ラースペッテル・ヌールハウ(ノルウェー、ロットNL・ユンボ)
個人総合成績
1位 ゲラント・トーマス(イギリス、チームスカイ) 9h12'56"
2位 レイン・タラマエ(エストニア、アスタナ) +30"
3位 ゼネク・スティバル(チェコ、エティックス・クイックステップ) +33"
4位 ミカル・クヴィアトコウスキー(ポーランド、エティックス・クイックステップ)
5位 ルイスレオン・サンチェス(スペイン、アスタナ)
6位 ルーベン・フェルナンデス(スペイン、モビスター)
7位 リッチー・ポート(オーストラリア、チームスカイ)
8位 セルゲイ・チェルネツキー(ロシア、カチューシャ)
9位 トニー・マルティン(ドイツ、エティックス・クイックステップ)
10位 ティアゴ・マシャド(ポルトガル、カチューシャ)
ポイント賞
ゲラント・トーマス(イギリス、チームスカイ)
山岳賞
ゲラント・トーマス(イギリス、チームスカイ)
ヤングライダー賞
セバスティアン・エナオ(コロンビア、チームスカイ)
チーム総合
チームスカイ
レースレポート
2月19日、ラゴアからモンシケまでの中級山岳を含む197.2kmで行われたヴォルタ・アン・アルガルヴェ第2ステージは、独走で逃げ切ったゲラント・トーマス(イギリス、チームスカイ)が昨年8月のコモンウェルスゲームズ以来の勝利を手にした。2位には19秒遅れで先日のブエルタ・ア・ムルシアで優勝したレイン・タラマエ(エストニア、アスタナ)、3位には23秒遅れの集団の先頭を取ったヴァレリオ・アニョーリ(イタリア、アスタナ)が入っている。
優勝したトーマスは28歳のウェールズ人オールラウンダー。2007年にバルロワールドでプロ入りし、チームスカイにはチーム発足時の2010年から所属している。スプリント力と登坂力、スピードを満ち合わせており今までにイギリス選手権ロードレース優勝、バイエルン・ルントファールト総合優勝2回、コモンウェルスゲームロードレース優勝、ツール・ド・ロマンディとツアー・ダウンアンダーで区間優勝、E3・ハレルベーク3位やツアー・ダウンアンダー総合3位など様々なタイプのレースで結果を残してきた。トラックでも数々の結果を残しており、北京オリンピックとロンドンオリンピックのチームパシュートで金メダル、世界選手権ではチームパシュートで3回世界チャンピオンにもなっている。
トーマスはインタビューで「正直、全く逃げ切れるなんて思ってなかったよ。今日の登りがどんな登りなのか知らなかったんだ。登り始めは結構勾配があり、中盤は少し平坦、最後はまた急な坂だったよ。頂上を超えてもまだ坂があったけどなんとかこなすことができたんだ。フィニッシュラインを超えたときは素晴らしい気持ちだったよ。なかなか勝つことはできないけど今年のいいスタートを切ることができた。」と語った。
優勝したトーマスは同時に総合成績とポイント賞、山岳賞でも首位に立ち、ヤングライダー賞にはセバスティアン・エナオ(コロンビア、チームスカイ)が首位に立っている。チームスカイとしては区間優勝と全勝の首位を総なめにした。
ゲラント・トーマス
名前:ゲラント・トーマス Geraint Thomas MBE
生年月日:1986年5月25日
国籍:イギリス
所属チーム:チームスカイ Team Sky
脚質:オールラウンダー
主な成績:バイエル・ルントファールト総合優勝(2011、2014)、ツール・ド・ロマンディ区間優勝(2012)、ツアー・ダウンアンダー区間優勝(2013)
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