清水良行(日本、当時宇都宮ブリッツェン) |
鈴木近成(日本、当時宇都宮ブリッツェン) |
清水良行(日本、那須ブラーゼン)と鈴木近成(日本、那須ブラーゼン)が今季限りでの引退を発表した。清水は来期、なすブラーゼンの監督として引き続きチームに残る。
清水良行は1982年岡山県岡山市出身の32歳。名門の京都産業大学卒業。2005年に地元の岡山で行われた国体では4km速度競争で優勝。2006年にはNIPPOに加入。ヘラルド・サン・ツアー(UCI2.1)ではステージ11に入った。翌2007年はNIPPO・梅丹本舗・エキップアサダに所属し、秋田国体ロードレースは井上和郎にスプリントで敗れたものの2位。2008年はNIPPO・エンデカに所属しジロ・デル・トレンティーノやセッティマーナ・インテルナツィオナーレ・ディ・コッピ・エ・バルタリなど大規模レースにも出場した。2009年に宇都宮ブリッツェンに移籍し、日本に活動拠点を移し、ツール・ド・おきなわ総合4位、熊本国際ロードレース7位。2010年にはブリヂストン・アンカーに移籍、2011年の全日本選手権タイムトライアルで9位。2012年にチーム右京に移籍し、2013年には那須ブラーゼンに移籍し、プレーイングコーチとして走り今に至る。
鈴木近成は1989年栃木県出身の24歳。法政大学卒業。過去には福島晋一(日本、ラ・ポム・マルセイユ)率いるボンシャンス飯田で走っており2013年に宇都宮ブリッツェンに加入。石川ロードレースでは4位に入った。今季は那須ブラーゼンに移籍し、宇都宮クリテリウム7位。
2人はそれぞれこう語っている
清水良行は「チームのことを考えて前向きに決意した。(全日本選手権でチームのエース、佐野淳哉が優勝し)スタフットして喜んでいる自分に気づいた。」
佐野淳哉(日本、那須ブラーゼン)の優勝を喜ぶ 清水良行監督 |
鈴木近成は「つらいことが多かったが、10年間の競技人生で得たものは多かった。(今季は)体調を崩し、走れない状態になってしまった。プロとしての実力がなかった」と語っていた。鈴木は来季自転車販売店への就職が決まっている。
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